齢ん十歳を越え、年々歳々日本が好きになっています。
グローバル化が叫ばれ、海外出張など日常茶飯事の今頃何をぬるいことを言っているのかと突っ込まれるのでしょうが、そんなご時世だからこそか、ますます日本に愛着が湧いてくるのです。
海外へ行ったことはあります。仕事で2度ほど行きました。滞在期間は併せて2週間ほど。もちろん良い経験が出来たと思うのですが、不思議と感動は覚えなかった記憶があります。まあ、仕事だったせいもあるのでしょうが、どうやら私には馴染まないようです。
この先海外へ行くことはあるのでしょうか?、あるような気もしますが、自らすすんで行くことは無いと思います。
外国を知らずして日本を知ることは出来ないよ、という声も聞こえてきそうです。
確かにその通りなんでしょうね。
でもそれ以上に、日本の伝統文化を知りたいと思います。私にはまだまだ知らないことがたくさんあります。そんな日本の伝統文化を知らない私が海外へ出ても、おそらく得るものは無いでしょう。
人生の半分を越え、リタイア後には海外を楽しもうという人がおそらく多いのでしょうが、私は敢えて日本をもっと知りたいと思います。
春夏秋冬、二十四節気、七十二候を肌で感じ、花鳥風月を噛みしめながらこの素敵な日本を楽しんでいきたいと思う今日この頃です。